<<back to top

個展・グループ展
1989「 Summer Show」 : SOHO Photo Gallery NYC (Group Show)
1990 「Images」: SOHO Photo Gallery NYC
1995「Still Life」: Studio EBIS Photo Gallery Tokyo
1999「21Portrait」:Studio EBIS Photo Gallery Tokyo

スティルライフという言葉の響きは非常に味わい深い。
静物と訳されると静けさがあたりにそっと忍び寄る。
また英語のまま口にしてみると、
例えば壮大なジオラマのような
確たるあり方のようなものを感じさせてくれる。
写真家・井手宏幸の見せるスティルライフたちは、
きっとこのふたつのニュアンスを同時に持っている。
そこに写っているのは、
時間を止めたものだけが持ち得る決意であり、運命であり、
何より確かなのは、井手のファインダーを通過することで、
被写体が永遠の生命を得たという事実である。
彼の素晴らしいオリジナルプリントを会場で眺めながら、
こういった気持ちを再度検証してみたいと思う。

個展「スティルライフ」に寄せて
写真評論家・高橋周平