文化を提案するカメラ

GoPro Hero8が面白そう。

ニコンやキヤノンが大幅に売上を落としましたが、デジカメの世界では、GoProやハッセルブラッドを買収したDJIなど、新しい、斬新な写真・動画スタイルを提案できる企業が元気です。

この2社は、日本のデジタル一眼レフのメーカーとは、根本から違います。
全く違うベクトルのメーカー、文化を提案するメーカーだからです。

現在日本の一眼レフメーカーが提案している文化は、フィルム時代のそれと大きく変わりません。
ですから、機能的な進化を見ても、画素数とかオートフォーカス機能とか、今までと同じベクトル上。

新しいモデルが出ても、大体、それらは、予測がつきます。

これらのメーカーは、そのベクトル上にある、ハイアマチュアやプロの世界では、細々と、しかし確実に生き残っていくとは思います。ただ、それにしては、会社の規模がでかく、社員も多すぎる。だから、危機だ、経営が厳しい。ということになるのでしょう。

私は、今まで、APS-C、35mmフルサイズ(NIKON、CANON、SONY)、ミディアムサイズ(PhaseOne、Leaf)と使ってきましたが、すでに、ミディアムサイズを使う用途は、ふんだんに予算のある、一部の広告媒体だけになっています。画質上もあまり使う理由が見当たりません。ですから、現在は、ミディアムサイズは全く使っていません。

インスタフレンドのアメリカ人フォトグラファーは、PhaseOneの1億画素のIQというモデルを使っていますが、用途は、アメリカのハイウェイに見られるような、巨大な広告看板用の車の撮影。それだったら納得です。しかし、かなり特殊な被写体。

また、あるインスタフレンドのファッションフォトグラファーは、全てのミディアムサイズを売り払って、NIKONにしたと、いろんな理由を語っていました。

自分も、極めて特殊な用途以外には、フィルム時代のような、大判やミディアムサイズのようなカメラは必要がない時代に入ったと思っています。

そして、広告媒体の主力がウェブに移行しつつある現在。35mmフルサイズの必要性すら疑問に思っています。

動画の世界では、高価なムービーカメラのArriやRedは大画面の映画では威力を発揮しますが、ウェブ上に流される動画では、SONYの4Kビデオカメラとどちらが画質が良いのか区別がつきません。YoutubeではRedとファーウェイのスマホ・カメラを比較していて、「あまりかわらないじゃん」という評価も多々。

映像を見る方が、どんどん、今までと違った「体験」を求めてきているので、カメラが変わるのではなく、カメラが提案するスタイルが重要になってくると思います。

ひと時代前だったら、想像できなかったような低予算でウェブ動画広告が制作されています。

それらを面白く、可能にするのが、GoProのようなカメラだと思います。

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