フィルム時代、デジタル時代の建築写真

一般に建築写真と言われる分野がありますが、インテリアの写真もそこに含まれます。
自分の場合は竣工写真より、カタログのインテリア撮影が多かったように思います。

自分が最初に建築・インテリア写真を撮った頃は、ビューカメラという蛇腹タイプの大型カメラで撮っていました。いわゆる4×5(シノゴ)と呼ばれるカメラです。そしてレンズは大体90mm。それ以上の広角になるとレンタルしていました。90mmのビューカメラ用レンズというと35mmフルサイズカメラ換算で24mm程度になると思います。

ビューカメラは本体の前後のパネルをシフト、ティルトしてパース調整できるので、ニコンやマミヤのシフトレンズより、柔軟に、幅広く、補正がしやすく、自分は、今まで、高価なシフトレンズを購入したことはありません。

デジタル時代になって、特にSONYのαマウントのレンズ、超広角レンズが豊富になってきたので、
今年初め、デジカメはニコンからSONYに総入れ替えしました。

現在は、建築写真には、主に、フォクトレンダーの15mmf4.5を使っています。
パース調整は、全てLightroomとPhotoshopでやっていて、それを前提にアングル等を決めることもあります。

以前CaputreOneProを使っていて、これも優秀な現像ソフトですが、やはり、細かいところの調整はLightroom→Photoshopの流れになり、現在は使っていません。

現像やトーン調整については、不自然にならない程度にHDRを使っていますが、細かく調整できるようになったとは言え、まだまだなので、部分的に、Photoshopの焼き込み、覆い焼き機能を使っています。

この焼き込み・覆い焼きというのは、モノクロプリント、カラーネガプリントの技法から来たネーミングと機能で、モノクロプリントのゾーンシステムを習熟している人にとっては、最強の武器になります。

現在では、全くフィルム撮影はやりませんが、あちこちで、フィルム時代の知識が役に立っています。

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